関 建築+まち 研究室

 歴史的な街なみに関心のある方に ・・・ 日本各地のすばらしさを伝えたい ・・・

■九州の街なみ・・・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県の街なみを紹介しています

■新着情報
 2018・3・23   福岡県うきは市新川田篭  を追加しました

北九州市八幡西区木屋瀬(きたきゅうしゅうし・やわたにしく・こやのせ)


長崎街道の宿場として栄えていた 写真左は市指定有形文化財の旧高崎家、右はぴあすぺーすのーてぃす

宗像市赤間(むなかたし・あかま)


唐津街道の宿場で、今も居蔵造りなどの古い建物が残っている 写真右は最も規模の大きい楢の露醸造元の勝屋酒造合名会社

福津市津屋崎(ふくつし・つやさき)


海辺の町でかつては津屋崎千軒と言われるほど繁栄した 写真左は津屋崎千軒民俗館藍の家、右は豊村酒造

福岡市西区姪浜(ふくおかし・にしく・めいのはま)


旧唐津街道の宿場で、海運業などで栄えた 写真左は旧小戸町の大石家、右は石橋家

朝倉市秋月(あさくらし・あきづき)   重要伝統的建造物群保存地区:1998年


山中であるが、城下町で美しい武家屋敷が残っている 写真左は県有形文化財の石田家、右は野鳥川のコスモス

朝倉市比良松(あさくらし・ひらまつ)


幹線道路背面の旧道に古い家々がまとまって残っている 写真右は篠崎食品

うきは市筑後吉井蔵しっく通り(うきはし・ちくごよしい・くらしっくどおり)   重要伝統的建造物群保存地区:1996年


筑後街道の上町~中町~札ノ辻辺りに居蔵造りの大きな家々がずらりと並び壮観 

うきは市筑後吉井白壁通り(うきはし・ちくごよしい・しらかべどおり)   重要伝統的建造物群保存地区:1996年


筑後街道上町信号から北に向かう横町通りは白壁の建物がひしめくように並び感動的な光景 写真左は樋口電工

うきは市筑後吉井立丁通り(うきはし・ちくごよしい・たてちょうどおり)


南新川に沿った道に面して蔵造りの建物や塀が連なっている 写真左は鏡田屋敷(旧籠田家住宅)、右は居蔵(いぐら)の館(旧松田家住宅)

うきは市新川田篭(うきはし・にいかわたごもり)   重要伝統的建造物群保存地区:2012年


隈上川沿いの傾斜地に江戸時代からの家が点在して残っている 写真左はくど造りの重要文化財平川家住宅、右は野上家住宅

大川市小保~榎津(おおかわし・こぼ~えのきづ)


幹線道路から入った通りに古い建物が点在する 写真左は榎津で最も古い高橋家(酢造所)、右は小保にある国指定重要文化財の旧吉原家住宅

柳川市沖端町(やながわし・おきのはたまち)


柳川城を巡り有明海に通じる掘割に面して倉や民家が残されて、水の都らしい風景が残されている 写真左は史跡北原白秋生家、右は御花(おはな)殿の倉

柳川市三橋町江曲(やながわし・みはしちょうえまがり)


柳川城を巡る堀割の東の端に位置するれんが造の三棟の倉が掘割に面しており、独特の景観を形成している 写真左は吉開鶴味噌醸造並倉、右は同店舗

八女市本町矢原町(やめし・もとまち・やばらまち)


圧倒的に大きな酒造所が目立つ 写真左は喜多屋(木下家)、右は堂島屋

八女市本町東古松町~京町(やめし・もとまち・ひがしふるまつまち~きょうまち)   重要伝統的建造物群保存地区:2002年


この一帯にはかなり古い建物が残っている 写真左はかつて提灯の房をつくっていた旧今里家住宅(ギャラリー房屋)、右は牛島新聞舗

八女市本町紺屋町(やめし・もとまち・こんやまち)   重要伝統的建造物群保存地区:2002年


南北のこの通りは白壁の建物がリズミカルに並んでいて美しい 写真左は横町町家交流館

八女市黒木町黒木(やめし・くろきまち・くろき)   重要伝統的建造物群保存地区:2009年


八女茶の産地 矢部川の近くに古い街なみが残っている 写真左はまちなみ交流館旧松木家住宅、右は下町通りの横溝家

唐津市北城内~南城内(からつし・きたじょうない~みなみじょうない)


唐津城西に武家屋敷跡が残っており石垣や竹垣や土塀など様々な表情が見られる 写真左は国指定重要文化財高取邸、右は南城内駐車場を囲む土壁

唐津市大石町~魚屋町(からつし・おおいしまち~うおやまち)


狭い旧道に面して民家や酒造所などの古い建物がいくつか残っている

伊万里市伊万里甲(いまりし・いまりこう)


本町商店街に面して少しだが古い建物を見られる 写真左は海のシルクロード館と市重要文化財旧犬塚家住宅(焼物問屋丸駒)を使用した陶器商家資料館

有田市有田内山(ありたし・ありたうちやま)  重要伝統的建造物群保存地区:1991年


約2kmに及んで重厚な印象の陶器店が連なっており圧巻 写真左は今右衛門展示場、右は三光堂

神埼市神埼(かんざきし・かんざき)


南北に走る道路の背面に川があり、石の束をたてて川に張り出すように建物をつくっている 

佐賀市柳町(さがし・やなぎまち)


旧長崎街道の周辺に繁栄の名残をとどめる建物がいくつか保存されている 写真左は旧三省銀行、右は旧牛島家

佐賀市八戸(さがし・やえ)


旧長崎街道は佐賀市内を西へ進むが、この辺りはノコギリ型の道路になっていて、そこここに古い雰囲気を残している

小城市大手町(おぎし・おおてまち)


限られた範囲であるが、古い建物が道路の両側に残っている 写真右は旧伊万里実業銀行小城支店跡(岸川家)

江北町小田宿(こうほくまち・おだじゅく)


ここも旧長崎街道の宿場であったが、今に残るものはあまりない

白石町堤(しろいしちょう・つつみ)


田園地帯の散居村のような地域であるが、ここは集落になっており同じ形式の家々が並んでいる 写真右は深川家

嬉野市塩田津(うれしのし・しおたつ)  重要伝統的建造物群保存地区:2005年


旧長崎街道の宿場で、歴史的に盛衰があったようであるが、今は修復整備されて保存されている 写真左は鬼塚家、右は筒井家

鹿島市高津原(かしまし・たかつはら)


鹿島城の周辺に武家屋敷が残っているところがある 写真左は市指定重要文化財の原家、右は田澤記念館の門塀

鹿島市浜町(かしまし・はままち)  重要伝統的建造物群保存地区:2006年


多良往還の狭い道の両側に重厚なつくりの酒蔵がずらりと並び、迫力と歴史を感じさせてくれる 写真右は山口家

鹿島市庄金(かしまし・しょうきん)  重要伝統的建造物群保存地区:2006年


浜町から浜川を越えた先に小さな集落があり、くどづくりと呼ばれる茅葺屋根が並ぶ独特の街なみが見られる

平戸市大島村神浦(ひらどし・おおしまむら・こうのうら)   重要伝統的建造物群保存地区:2008年


大村市玖島(おおむらし・くしま)


大村城の城下町には五小路が整備され武家の居住地となっていた 写真左は上小路(うわこうじ)の浅田屋敷跡、右は石垣が最もよく残っている小姓小路

雲仙市国見町神代小路(うんぜんし・くにみちょう・こうじろくうじ)   重要伝統的建造物群保存地区:2005年


海に近い鶴亀城址と神代川、みのつる川に囲まれた地に環濠集落的な武家屋敷地区が残っている 旧鍋島邸が圧巻 写真左は本小路、右は上小路

島原市下の丁(しまばらし・したのちょう)


島原城の西北の武家屋敷地区は石垣と生垣と門の続く美しい街なみとなっている この通りは道の中心に水路(地中は約2m角のしっくいで固めてある)がある

長崎市東山手町(ながさきし・ひがしやまてちょう)   重要伝統的建造物群保存地区:1991年


ロマンチックな石畳の坂道や領事館などがあり、異国情緒漂うスポットである 写真はオランダ(外国という意味)坂

長崎市南山手町(ながさきし・みなみやまてちょう)   重要伝統的建造物群保存地区:1991年


国宝大浦天主堂やグラバー園を中心にエキゾチックな雰囲気が漂う 写真左は重要文化財旧長崎税関下り松派出所、右は大浦天主堂キリシタン資料館

長崎市出島(ながさきし・でじま)


江戸時代の交易場であった長崎出島が復元されており、往時をしのぶことができる 写真左は一番船船頭部屋、右は一番蔵

山鹿市山鹿(やまがし・やまが)


熊本と小倉を結ぶ豊前街道の宿場町 温泉地でもあり、菊池川の水運で栄えたこともあった 写真左は菊池川近くに連なる蔵づくり、右は八千代座

熊本市小島(くまもとし・おしま)


白川の河口近くに残る古い集落で明治天皇が立寄った地でもある 写真左は登録有形文化財の濱田醤油

熊本市川尻(くまもとし・かわじり)


熊本市の南部、加勢川近くの通りに古い佇まいが残る 写真左は瑞鷹酒造資料館、右は瑞鷹酒造店

宇土市石小路町(うとし・いしこうじまち)


船場川の周囲にかつての名残を見ることができる 写真左は長屋門の吉田家、右は船場川越しに望むえのきの大木と武家屋敷

日田市豆田町(ひたし・まめだちょう)   重要伝統的建造物群保存地区:2004年


かつては天領の地であり、幕府御用達の豪商が力を持っていた 写真左はみゆき通りの国指定重要文化財である草野本家、右は魚町の広瀬資料館

杵築市北台(きつきし・きただい)   重要伝統的建造物群保存地区:2017年


谷の北側の高台に屋敷や藩校などの武家屋敷の佇まいが残っている 写真左は酢屋の坂、右は旧大原屋敷(左奥が勘定場の坂)

杵築市新町・谷町・本町(きつきし・しんまち・たにまち・ほんまち)


南北二つの高台にはさまれた谷筋には商人の町が見られるが、道路拡幅で建替えた家も多い 写真左は谷町の綾部味噌醸造元、右は本町の備後屋

杵築市南台(きつきし・みなみだい)   重要伝統的建造物群保存地区:2017年


南の高台にも武家屋敷の佇まいが残っている 北台を見ると酢屋の坂と向き合って迫力がある 写真左は志保屋の坂、右は陶器ギャラリー&カフェ萩

臼杵市町八町(うすきし・まちはっちょう)


面的な広がりの中に古い建物が点在して残っている 写真左は小手川酒造、右は野上弥生子文学資料館(小手川酒造に生まれ夏目漱石の弟子となった)

臼杵市二王座(うすきし・におうざ)


歴史の道は狭く曲がりくねった石畳の坂道で変化のある景観を楽しむことができる 写真左は旧真光寺脇から望む切通し、右は善法寺を見る

竹田市寺町(たけだし・てらまち)


かつて瀧廉太郎が住んでいた家の周辺は寺の門と塀が連なって落ち着いた雰囲気が漂っている 写真右は瀧廉太郎記念館

竹田市竹田町(たけだし・たけだまち)


ところどころに古い家が残っており、歩いて楽しめる町となっている 写真左は山本屋種苗店、右は町家を活かした茶房だんだん

竹田市殿町(たけだし・とのまち)


ゆるく曲がった道の両側に武家屋敷や塀がつながっており、風情をよく残している 写真左は古田家仲門長屋門

椎葉村下福良十根川(しいばそん・しもふくら・とねがわ)  重要伝統的建造物群保存地区:1998年


平家落人伝説のある山奥の小集落 急傾斜の地に石垣を築き横長の住まいを建てている

日向市美々津(ひゅうがし・みみつ)  重要伝統的建造物群保存地区:1986年


耳川河口の港町として賑わい上方文化が持ち込まれた 写真左はまちなみセンター(旧近藤家)と美々津軒、右は歴史民族資料館(旧河内屋)

日南市飫肥横馬場武家屋敷通り(にちなんし・おび・よこばば・ぶけやしきとおり)  重要伝統的建造物群保存地区:1977年


飫肥城の城下町として形成された町で九州の小京都と言われている 城の近くに武家屋敷が残っている 写真左は大手門前、右は服部亭 

日南市飫肥本町商人通り(にちなんし・おび・ほんまちしょうにんとおり)


城から離れた本町の通りは商人通りと呼ばれる 道路整備されて古い建物は少ないが景観は整っている

日南市油津(にちなんし・あぶらつ)


マグロ漁でにぎわった土地で、堀川運河東の路地等に古い建物が残っている 写真左は京屋酒造本店、右は杉村金物本店

出水市出水麓(いずみし・いずみふもと)   重要伝統的建造物群保存地区:1995年


けっこう広い範囲に渡って武家屋敷地区が保存されている 生垣が多いが中に土塀も見られる 写真左は竪馬場の竹添邸、右は菱刈街道の宮路邸 

薩摩川内市入来麓(さつませんだいし・いりきふもと)   重要伝統的建造物群保存地区:2003年


武家屋敷の跡が残っているが、古い建物は建替えられており、石垣と生垣が続いている 写真左は市指定文化財の茅葺門、右は山河馬場(やまんこばば)

南さつま市加世田麓(みなみさつまし・かせだふもと)   重要伝統的建造物群保存地区:2019年


南九州市知覧麓(みなみきゅうしゅうし・ちらんふもと)   重要伝統的建造物群保存地区:1981年


薩摩の小京都と言われ、武家屋敷地区は驚異的に美しい 道が途中で屈折して防衛につとめている 写真右は佐多直忠邸門

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