関 建築+まち 研究室

 歴史的な街なみに関心のある方に ・・・ 日本各地のすばらしさを伝えたい ・・・

■北海道・東北の街なみ・・・北海道・青森県・岩手県・秋田県・山形県・宮城県・福島県の街なみを紹介しています

■新着情報紹介
 2014・5・9   福島県南会津町前沢  を追加しました

小樽市堺町(おたるし・さかいまち)


沿道に明治時代に建てられた和洋折衷の独特の石造倉庫等が残っており、特別景観形成地区に指定されている 写真左は旧久保商店、右は六花亭

小樽市色内(おたるし・いろない)


運河周辺には独特の意匠の石造倉庫が残っており特別景観形成地区となっている 周辺には高層マンション等も出現 写真左は運河、右は旧大家倉庫

小樽市祝津(おたるし・しゅくつ)


鰊御殿で有名な地であり、番屋がわずかに残っている 写真左は旧白鳥家番屋

余市町入舟町~浜中町(よいちちょう・いりふねまち~はまなかちょう)


漁業で栄えた街であったことの名残の施設が保存されている 写真左は重要文化財旧下ヨイチ運上屋、右は国指定史跡福原漁場の蔵

江差町古ふれあい通り(えさしちょう・いにしえふれあいとおり)


鰊の陸揚げのため高低差と奥行のある敷地を活かした独特の形式の建物が残っている 景観整備が進められている 写真左は旧中村家、右は横山家

函館市末広町(はこだてし・すえひろちょう)   重要伝統的建造物群保存地区:1989年


函館港に面したあたりに金森倉庫群をはじめたくさんの歴史的建物が残っている 写真左は金森倉庫、右はBAY函館

五所川原市金木町(ごしょがわらし・かなぎちょう)


作家太宰治の生家の周辺に昔名残の街なみが少し残っている 写真左は太宰治記念館

つがる市稲垣町(つがるし・いながきちょう)


広々とした平野は新しい住宅にかわってきているが、茅葺屋根の家を散見できる

つがる市木造有楽町(つがるし・きづくりうらくちょう)


中心商店街に面していくつか背の高い古い造りの家々を見ることができる

青森市安方(あおもりし・やすかた)


海に近い街区にわずかだが古い家を見ることができる 写真は奈良岡末造商店

黒石市中町(くろいしし・なかまち)   重要伝統的建造物群保存地区:2005年


「こみせ通り」には江戸時代の建物が残り、「こみせ」と呼ばれる庇屋根が街なみを貫いている 写真左は鳴海家、右は重要文化財高橋家住宅

弘前市仲町(ひろさきし・なかまち)   重要伝統的建造物群保存地区:1978年


城北の武家屋敷地区は意外なほど質素な門と生垣が連なる静かな街なみとなっている 写真左は旧伊東家、右は石場家

盛岡市北山寺町(もりおかし・きたやまてらまち)


寺町と呼ばれる地区は、寺の門塀が連なっており、電線地中化も完了している 写真左は赤喜

盛岡市紺屋町(もりおかし・こんやまち)


様々な形式の個性的な古い建物が点在して残る通リとなっている 写真左はござ九、右は旧井弥商店

盛岡市鉈屋町(もりおかし・なたやちょう)


「南部藩おもかげの町」として街なみ修景整備が積極的に進められている 写真左はうだつのある木津屋、右は修景した藤村工業所

遠野市中央通り(とおのし・ちゅうおうどおり)


蔵づくりの建物等が残っているが、古い建物の保存ばかりでなく、まちづくりが進められている 写真左は街角の高善旅館跡の蔵、右は蔵の道広場

遠野市大工町(とおのし・だいくちょう)


古い建物というわけではないが、木をテーマにした町がつくられている 木造建築・板敷きの歩道・木のサインなどがありこだわりを感じる

遠野市六日町(とおのし・むいかまち)


町の一角に武家屋敷や商家の名残が残っている 写真右は遠野第一の豪商であった近江屋忠右衛門の屋敷である旧村兵商家(移築)

金ヶ崎町表小路(かねがさきちょう・おもてこうじ)   重要伝統的建造物群保存地区:2001年


かつて茅葺であったであろう大型の武家住宅がヒバの垣根の内に建っている 写真右は達小路から奥に入った旧大沼家侍住宅、右は菅原家住宅

金ヶ崎町諏訪小路(かねがさきちょう・すわこうじ)   重要伝統的建造物群保存地区:2001年


やや狭い道に面して武家屋敷が残っている 垣根の内に茅葺屋根の住宅や耕地がある 写真左は添田家住宅

奥州市水沢区吉小路(おうしゅうし・みずさわく・よしこうじ)


有名な武士たちを輩出している町で、武家屋敷が保存されている 写真左は後藤新平生家、右は武家住宅資料館(内田家旧宅)の茅葺薬医門

奥州市胆沢区小山(おうしゅうし・いさわく・おやま)


広大な田園風景の中に屋敷林に囲まれた大型の農家住宅が建つ散居村である

奥州市江刺区中町~川原町(おうしゅうし・えさしく・なかまち~かわらまち)


町内に残る蔵づくりの建物などを生かし、滋賀県長浜市の「黒壁」のノウハウを得てまちづくりが進められ、手づくり郷土賞を受賞 写真左は黒壁ガラス館、右は依田養商店

奥州市江刺区玉里(おうしゅうし・えさしく・たまさと)


人首(ひとかべ)川沿いの盛街道の緩い傾斜面に田園がひろがり、点々と大型の農家住宅が見られる散居村となっている

奥州市江刺区米里(おうしゅうし・えさしく・よねさと)


田園地帯を貫く盛街道に忽然とあらわれる人首(ひとかべ)城下の町 写真左は人首御番所跡

奥州市前沢区七日町(おうしゅうし・まえさわく・なのかまち)


奥州街道沿道に古い商家などが少し残っている 写真左は千田米店、右は岩手県指定有形文化財の太田家住宅(太幸邸)

陸前高田市矢作(りくぜんたかたし・やはぎ)


今泉街道の矢作駅周辺の集落にスレート葺入母屋屋根の住宅が多いのに気づく

陸前高田市気仙町今泉(りくぜんたかたし・けせんちょう・いまいずみ)


東浜街道旧上八日町から旧九日町辺りに蔵づくりの建物が見られる 写真左は醤油醸造の八木澤商店

一関市大東町大原(いちのせきし・だいとうちょう・おおはら)


今泉街道上の集落で、道路に面して妻壁を見せた蔵がいくつか並んでいるのが見られる

一関町大東町猿沢(いちのせきし・だいとうちょう・さるさわ)


千厩(せんまや)街道上の集落で、沿道に妻壁を見せた蔵が点々と並んでいる 写真右は背面から見た家構成

一関市地主町~田村町(いちのせきし・じしゅまち~たむらちょう)


中街通り(なかこうじ)と呼ばれる道路に面して歴史を感じさせる建物が残っている 写真左は世嬉ノ一酒造(酒の民俗文化博物館併設)、右は旧沼田家武家住宅

仙北市角館町表町(せんぽくし・かくのだてまち・おもてまち)   重要伝統的建造物群保存地区:1976年


黒く低い板塀と門と庭園のしだれ桜等が連なる武家屋敷ゾーンは昔から変っていない  写真左は青柳家の土蔵、右は青柳家の門

仙北市角館町田町(せんぽくし・かくのだてまち・たまち)


武家屋敷のほか、商家の重厚感のある蔵などが残っている 写真左は安藤家の煉瓦蔵、右は西宮家の門

美郷町六郷(みさとちょう・ろくごう)


ニテコ清水などの湧水で有名なところで、清水や酒造所などが残っている 写真左は湯川酒造、右は土蔵づくりの雑貨屋

横手市羽黒町(よこてし・はぐろちょう)


横手城に近い場所に、黒い板塀の連なる武家屋敷が残っている 写真右は片野家の門

横手市大町(よこてし・おおまち)


横手川西には商家などが残っている 写真左は木村屋、右は平源旅館の蔵

横手市増田町増田(よこてし・ますだまちますだ)   重要伝統的建造物群保存地域:2013年



「くらしっくロード」には妻面に巨大な化粧棟、化粧母屋を突き出させた豪壮なつくりの商家が残っている

湯沢市前森(よざわし・まえもり)



豪壮なつくりの酒造所などが街なみの核になっている 写真左は鉦打沢川北の両関酒造(登録有形文化財)、右は川南の両関酒造

湯沢市吹張町(ゆざわし・ふきはりまち)


豪壮な商家や民家が残っている

酒田市山居町(さかたし・さんきょまち)


山居倉庫は、圧倒的だがしかし心地よい切妻屋根の繰返しと水面や欅並木などの点景が見事なバランスでマッチしている

酒田市本町(さかたし・ほんまち)


本町の沿道にも古い屋敷などが残っている 写真左は本間家旧本邸別館お店、右は本間家旧本邸

酒田市日吉町(さかたし・ひよしちょう)


石畳の道の沿道には料亭などの建物がたくさんある 写真左は料亭香梅咲、右は舞娘茶屋雛蔵畫廊相馬楼

鶴岡市大山(つるおかし・おおやま)


古い家姿はさほど多くないが、妻入の大屋根と平入の下屋の組合せはリズム感を感じさせる 写真左は富士酒造、右は柴田邸

金山町金山(かねやままち・かねやま)


地元の金山杉を使った建物などを活かし、まちづくりが推進されている 写真左はカネカ、右は大堰(おおぜき)と遊歩道

尾花沢市銀山温泉(おばなざわし・ぎんざんおんせん)


銀の採掘に伴い形成された湯治場で、銀山川両岸の木造高層建築は圧巻 電線も地中化された 写真左は藤屋旅館、右は登録有形文化財の能登屋旅館

大石田町大石田(おおいしだまち・おおいしだ)


最上川に沿った旧本町付近に土蔵等が残っているが、多くは改造されている

村山市五十沢(むらやまし・いさざわ)


五十沢川の上流の人里離れた小集落で、茅葺屋根が多く残っている

河北町谷地(かほくちょう・やち)


最上川の舟運で栄えた町で、ひな市通りには土蔵づくりの家なみが少し残っている 写真は細谷家と鈴木家

山形市十日町(やまがたし・とおかまち)


修景整備された市街地中心の通りに伝統的な建物が点々と残っている 写真左は近江屋、右は丸十大屋

山形市七日町(やまがたし・なぬかまち)


市街地のあちこちで土蔵等を見ることができる 写真左は四山楼背面の蔵、右はかつて織物工場の一部であった蔵

山形市八日町(やまがたし・ようかまち)


いくつかの蔵づくりの建物が残っている 写真左は男山酒造、右は山形商事

山形市諏訪町(やまがたし・すわまち)


市街地中心からやや外れているが土蔵等が見られる 写真右はギャラリー絵遊

上山市湯町~鶴脛町(かみのやまし・ゆまち~つるはぎちょう)


上山温泉の一角に古い建物が残っている 写真左は旅館松本屋、右は鶴脛町の武家屋敷通り(茅葺屋根の武家屋敷が四軒残る)

上山市十日町(かみのやまし・とおかまち)


上山城の近くにも古い建物(土蔵等)が少し残っているのを見かける

上山市楢下(かみのやまし・ならげ)


七ヶ宿街道の宿場であった 茅葺屋根の建物が保存されている 写真左は上段の旧武田家、右は下町の脇本陣庄内屋

米沢市中央(よねざわし・ちゅうおう)


市街地の中でときどき土蔵づくりを見かけることがある 写真左は米澤織元白根澤 右はその脇路地

米沢市門東町~大町(よねざわし・もんとうまち~おおまち)


上杉神社の周辺に土蔵づくり等をみることができる 写真左は門東町の吉亭(よしてい)、右は大町の東光の酒蔵

米沢市南原(よねざわし・みなみはら)


市街地の南にかつて武家が半農で暮らしていた地がある 生垣が特徴

仙台市立町(せんだいし・たちまち)


メインの通りから脇へ入ったところに、古いたたずまいが残っている 写真は田中製氷店

名取市増田(なとりし・ますだ)


奥州街道増田宿として栄えた歴史があるようだが、今では残っている家は少ない 写真右は荘司家

村田町村田(むらたまち・むらた)   重要伝統的建造物群保存地区:2014年


紅花の商いで栄えた名残を残す重厚感のある蔵づくりの街なみが約160m続いている 写真左は村田商人記念館(やましょう記念館)

柴田町槻木(しばたまち・つきのき)


小さな町であるが、歴史を感じさせる建物が少し残っている 写真左は北条家、右は逢坂旅館

柴田町船岡(しばたまち・ふなおか)


かつて本町と言われていた辺りに古い民家が残っている 写真左は御用商であった麹屋コレクション、右は飯淵家

角田市本町~東仲町(かくだし・ほんまち~ひがしなかまち)


小さな範囲ではあるが、古い民家が点在している 立派な門構えの家も見られる 写真右は郷土資料館(旧氏家邸)

丸森町町西(まるもりまち・まちにし)


阿武隈川脇の小さな町であるが、かつて繁栄を究めた豪商の屋敷が残っている 写真左は蔵の郷土館斎理屋敷正面、右は裏側の蔵に挟まれた路地

七ヶ宿町滑津(しちかしゅくまち・なめつ)


参勤交代で使われた七ヶ宿街道の宿場の一つ 写真左は圧倒的な存在感を持つ茅葺屋根の本陣安藤家、右は吉野家

白石市下戸沢(しろいしし・しもとざわ)


上戸沢の下に位置ずる小さな集落で、坂道の両側に背の高い茅葺屋根の民家が建ち昔の様子を偲ばせる

白石市上戸沢(しろいしし・かみとざわ)


羽州街道の宿場が山間に残っている 茅葺屋根は鉄板になったがかつてを偲ぶことができる

喜多方市ふれあい通り(中央通り)(きたかたし・ふれあいとおり)


市内の中央通りはふれあい通りの呼ばれており、周辺に蔵づくりの商家などが見られる 写真左は島三商店、右は大和川酒造北方風土館

喜多方市小田付蔵通り(南町通り)(きたかたし・おだづきくらどおり)   重要伝統的建造物群保存地区:2018年


ふれあい通りから少し東へ離れたところ(旧小田付村)に蔵通りがある 写真左は小原酒造、右は金忠

喜多方市三津谷(きたかたし・みつや)


中心街から少し北にある小集落には、かつてこの地で生産された煉瓦を積んだ蔵が5軒残っており、独特の姿を形成している

喜多方市杉山(きたかたし・すぎやま)


人里離れた豪雪地杉山地区の農家には“かぶとづくり”の迫力ある個性的な表情の蔵が連なっており、類のない景観を成している

会津若松市七日町(あいづわかまつし・なぬかまち)


城下町にあって町人が形成した通りとなっている 現在も古い構えの建物が多い 写真左は渋川問屋、右は鈴木屋利兵衛

会津若松市大町通り(あいづわかまつし・おおまちどおり)


大町通りの一角に黒漆喰壁の建物が並んでいる 野口英世が青春時代を過ごしたと言う 写真左は喫茶店会津壱番館、右はシンボリックな福西本店

下郷町大内宿(しもごうまち・おおうちじゅく)   重要伝統的建造物群保存地区:1981年


寄棟屋根が整然と並び、江戸時代を彷彿とさせる大内宿の街なみは、強い郷愁を感じさせる 写真右は山本屋

南会津町前沢(みなみあいづまち・まえざわ)   重要伝統的建造物群保存地区:2011年


ほぼ同じ間取りの曲家(まがりや)と呼ばれる茅葺の住まいが固まって残っており、郷愁を誘う風景が見られる

三春町中町(みはるまち・なかまち)


中心部では道路拡幅が実施され古い街なみは見られなくなったが、本町・中町などに少し残されている 写真左は本陣、右は三春郷土人形館